退職代行を利用して即日退職した場合もう会社に行くことはありません。そうなると気になるのが仕事の引き継ぎはどうなるのかということです。
「そもそも引き継ぎって絶対必要なの?」「引き継ぎせずに退職しても問題ない?」「損害賠償・懲戒解雇の可能性は?」
この記事ではそんな退職代行を利用した際の引き継ぎ問題、損害賠償・懲戒解雇のリスクについて解説していきます。
退職代行は引き継ぎなしで退職可能
退職代行を利用すれば引き継ぎなしで辞めることが可能です。
即日退職ができると言われている退職代行サービスですが、本当に依頼してすぐに辞めることができるのでしょうか。
この章では退職代行を利用した際の引き継ぎについてさらに詳しく解説してきます。
引き継ぎは労働者の義務ではない
仕事の引き継ぎは義務ではありません。引き継ぎをしてないのに退職するなんて許されないというのは間違った考え方です。
そもそも引き継ぎは事前に退職を伝えている場合や部署の異動の際に業務の一貫として行われます。退職代行を利用すれば即日退職となり、会社にはもう出向くことはないでしょう。
引き継ぎはあくまで仕事、退職してまで引き継ぎの心配をする必要はありません。
退職代行を通して伝達事項を伝えることも可能
退職者しか知らない情報がある場合は退職代行を通して伝達事項を伝えることも可能です。
会社に聞かれるであろう情報はあらかじめ退職代行を通して伝えておくことで会社とのトラブルを回避することができます。
パソコン・サイト等のログインパスワード、データがどのファイルに入っているか等、担当者しか知らないことがあれば今後の仕事に支障をきたす恐れがあるため会社も引き継ぎを求めてくるはずです。
最低限の情報の共有ができれば会社としても退職を認めやすくなるでしょう。
もちろん会社とのやりとりは退職代行会社が行うため、利用者が会社と直接連絡を取ることはないので安心してください。
備品の返却も郵送で対応可能
退職代行を利用する際に引き継ぎ同様気がかりな会社の備品の返却ですが、会社の備品と会社に置いてある私物については郵送で対応可能です。
退職代行業者の方で私物を返却してもらえるよう会社に伝えてもらい、こちらも会社に返却しなければいけなものを郵送します。
利用者は郵送するだけで必要なやりとりは全て退職代行会社がやってくれるので安心です。
退職代行を利用して損害賠償される可能性は?
退職代行を利用し引き継ぎを行わずに退職するとなると、心配になるのが会社に損害賠償を求められる可能性です。
やっとの想いで退職できたにも関わらず、損害賠償を求められては退職後の生活に大きなダメージが残ってしまいます。
では、実際に損害賠償請求される可能性があるのか確認していきましょう。
損害賠償はハードルが高い
会社から損害賠償請求される可能性はないとは言い切れません。ただし、会社が損害賠償請求してくることはまずないと思っていただいて大丈夫です。
そもそも損害賠償請求はかなりハードルが高く、コストも大きくかかります。会社としては損害賠償請求して時間とコストをかけるより、早く後任を決めて仕事に集中する方が効率がいいという訳です。
このような理由から損害賠償請求される心配はありません。
損害賠償のリスクが絶対に無いという訳ではない
先に損害賠償されることはまずないと言い切りましたが、引き継ぎのない急な退職には少なからず損害賠償のリスクがあります。
どういう人が対象になるかというと、役職についている人や現在大きなプロジェクトを任されている人など、その人が辞めることで会社に莫大な損失を与えてしまう可能性がある人です。
損害賠償を起こすためのコストや手間を考慮しても会社が失った信用や損害の方が大きいという可能性がある方は注意しましょう。
今まで退職代行サービスを利用して退職した方で損害賠償請求されたという事例はありません。
退職代行を利用して懲戒解雇される可能性は?
損害賠償請求の可能性について紹介してきましたが、同様に懲戒解雇についてはどうなっているのでしょうか。
まず、懲戒解雇となってしまうと退職金が支給されなかったり、職歴に懲戒解雇された過去が残ってしまいます。
絶対に避けたい懲戒解雇での退職は退職代行を利用したことで起こり得るのか確認していきましょう。
退職代行が理由で懲戒解雇にはならない
退職代行の利用や引き継ぎをせずに退職しようとしたことが原因で懲戒解雇になることはありません。
まず、懲戒解雇は会社が下す処分の中で一番重たいもので損害賠償同様かなりハードルが高いです。
「会社の信用が失墜する行為」「重大な犯罪行為を犯す」などが懲戒解雇の対象で、引き継ぎをしなかったことで懲戒解雇というのはまず考えられません。
もし会社が懲戒解雇処分にするといってきたとしても不当解雇を主張すれば確実に負けることはないので安心してください。
既に無断欠勤を続けている人は注意
退職代行を利用しても懲戒解雇されることはないと説明してきましたが、1つ例外があります。それは退職代行に相談する以前から無断欠勤を続けているパターンです。
2週間以上の無断欠勤は会社が懲戒解雇処分を下す正当な理由となってしまい、退職代行に依頼しても解決できない事態です。絶対に無断欠勤はやめましょう。
退職代行を利用してトラブルになることはある?
損害賠償や懲戒解雇の心配は解消されましたが、他に退職代行を利用したことで会社とのトラブルが発生することはあるのでしょうか?
問い合わせの多い下記3つの疑問について順に説明していきます。
- 退職代行は本当に失敗しないのか
- 会社から連絡が来ることはないのか
- 退職代行は違法ではないのか
退職代行は本当に失敗しないのか
退職代行サービスが掲げる退職成功率100%は事実です。
今まで引き止めを行なっていた会社でも第3者からあらためて退職の意思を聞かされれば冷静に対処するしかないのでしょう。
退職代行サービスはどこも失敗することはないので、退職成功実績が豊富で利用料金の安い会社の利用がおすすめです。
実際に退職代行を利用された方の体験談がありましたので参考までにご覧ください。
何ヶ月か前に退職代行EXIT使って仕事辞めた。スッキリしたけどこれで良かったのかなあ何て考えながら転職した。現状、神。辞めてから立ちくらみも目眩も耳鳴りも無くなった。人は幸せになる資格しかないのに辛い思いまでして働く事ない。以上
— E♡ (@ster2i) 2019年3月15日
退職代行使って辞めたけど、全く後悔してないよ。辞めたいって言ったけど真剣に聞いてくれない、退職届出しても受け取ってくれない。そんな会社に自分から何言っても意味があるとは思えない。
— かっ (@OhimetinSk) 2018年8月20日
会社から連絡が来ることはないのか
会社から退職者への連絡は退職代行を行う際に連絡を行わないように伝えてくれます。
ただ、退職代行サービスが伝えたにも関わらず連絡してくる会社もあるかもしれません。その際は電話には出ず、会社から連絡があったことを退職代行サービスに伝えましょう。
退職代行は違法ではないのか
退職代行は違法ではありません。
会社との交渉を行なってしまうと非弁行為という弁護士法違反になってしまいますが退職代行サービスもその辺りは把握しており、もちろん交渉業務は行なっていません。
退職代行サービスの業務は退職の意思を伝えるというあくまで伝達行為であり、利用者から聞いたことを会社に伝えているだけです。
また、最近の退職代行サービスでは適正な業務が行えるよう弁護士から業務指導を受けている等、依頼者が安心して利用できる工夫がなされています。
では実際にどこの退職代行サービスを利用するべきなのか、安心でサービスのいい退職代行業者を探していきましょう。
退職代行サービスおすすめランキングTOP3
ここからは退職代行サービスおすすめランキングを紹介していきます。
退職代行サービスの選び方ですが、1番に確認していただきたいのが退職成功実績です。退職成功実績はこれまでどれだけ多くの方を退職に導いてきたがわかる言わば信頼の数値になります。
退職実績豊富な退職代行サービスの中で利用料金の安さやその他サービスで比較していきましょう。
もちろんここで紹介する退職代行サービスは違法性のない業者ですので安心してご利用ください。
1位 ニコイチ
総合評価 | |
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退職成功率 | 100% ※7,135件以上の実績 |
利用料金 | 27,000円 |
無料相談 | あり(回数無制限) |
受付対応 | 7:00~23:30(定休日:年末年始) |
その他 | ・顧問弁護士あり ・心理カウンセラーあり ・転職支援あり ・退職届テンプレートプレゼント ・万が一退職できない場合は全額返金保証 |
「ニコイチ」は創業14年、累計7,135件以上の退職を成功させた確かな実績を持つ退職代行サービスです。
無料相談はプロの心理カウンセラーが担当しており、精神的に限界を迎えている人の気持ちを深く理解し、親身に相談に乗ってもらうことができます。
利用料金は雇用形態に関係なく一律27,000円です。業界最安値水準で金銭的にも優しいため幅広い方が利用できるかと思います。
受付対応については営業時間が決まっていますが、朝7時から受付しているので早朝に「どうしても会社に行きたくない」という場合にも対応可能です。
ニコイチの口コミ・評判
本当に助かりました。僕自身は何もしなくてよくて指示通りに動いていただけなんでずっと遊びほうけていました。
実際に会社から自分に連絡はこなかったですし。
依頼する前は、本当に何もしなくても辞めれるのか?と思っていましたし、そんな都合のいい話があるんだろうか?とも思ったんですが、実際に依頼してみて自分自身はとくに何もしなかったんで、本当にHPのとおりでした。引用:ニコイチ
「ニコイチ」は、利用者から「スタッフの対応が良い点」「何もしなくても辞められる点」を高評価されています。
「ニコイチ」では退職を確実なものにするために、依頼人に合わせて独自のシナリオを作成します。必要に応じて病院の診断書を手に入れるなど、細かく指示をもらうことができます。
2位 辞めるんです
料金 | 27,000円 ※期間限定キャンペーン |
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実績 | 成功率:100% 実績件数:7,000件以上 |
概要 | ・顧問弁護士あり ・退職届テンプレートプレゼント ・万が一退職できない場合は全額返金保証 |
「辞めるんです」はお客様満足度で業界1位を誇る退職代行サービスであり、実績件数は7,000件以上を誇ります。
顧問弁護士による指導でコンプライアンスを遵守していると明確に記載されており、なおかつサービス開始から退職成功率100%を継続中です。
また通常料金は50,000円ですが、期間限定キャンペーンにより30,000円で利用可能となっています。まさに信頼性とコスパの両方を兼ね備えた退職代行サービスと言えるでしょう。
退職代行の申し込み・無料相談は24時間/365日で対応しています。退職を決意するタイミングは急に訪れるものですが、「辞めるんです」なら早朝・深夜であろうと問題なく対応可能です。
辞めるんですの評判・口コミ
最初にLINEしたときから、全てのやりとりで返事が早く不安になることがありませんでした。会社への返却物をどうするのかなど、無知なまま依頼しましたが丁寧に指示をもらえて円滑に退職することができました。
進捗について、担当者さんから逐一報告をいただけたので、不安に思いながら待つことがなくありがたかったです。引用:辞めるんです
「辞めるんです」は、実際に利用した人々から「何をすべきか1つずつ丁寧に指示をもらえる点」や「進捗状況を逐一報告してくれる点」、「無事に円満退社できた点」を評価されています。
返信などの対応速度も非常に速く、依頼人を不安にさせない手厚いサービスだからこそ、お客様満足度第1位という実績を獲得したとも言えるでしょう。
3位 SARABA(サラバ)
料金 | 27,000円 |
---|---|
実績 | 成功率:98% 実績件数:6,000件以上 |
概要 | ・会社との交渉可能 ・退職届テンプレートプレゼント ・万が一退職できない場合は全額返金保証 |
「SARABA」は利用料金・実績・支援サポートなど総合的に優れた退職代行サービスです。
退職実績は6,000件以上。成功率は98%となっていますが退職代行が失敗したわけでは無く、依頼人が休職を希望し退職代行が終了した結果、この数字とのこと。ちなみに万が一退職できなかった場合は全額返金保証が付きます。
現在SARABAは退職代行業務を経て労働組合となり、金銭請求など会社との交渉業務が正式にできるようになりました。これは利用者にとっても大きな強みとなるでしょう。
SARABAの評判・口コミ
わたしも退職代行SARABAで退職したことありますが何と言っても安くて良いですよ!
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引用:Twitter
「SARABA」を利用した人の口コミによると「料金が安い」「全額返金保証が付いてくる」という点で評価を受けているようです。
料金の安さはメリットである反面、不安感を仰ぐ要素です。その点で「SARABA」は全額返金保証が付きますので安心・安全に利用できるのではないでしょうか。
まとめ:引き継ぎは必須ではない
退職代行業者を利用すれば引き継ぎの必要はありません。ただし、円満にそしてスムーズな退職を望むのであれば引き継ぎメモを残すのもいいかと思います。
引き継ぎの伝達やメモの作成であれば普通に引き継ぎ業務を行うのと比べても時間も手間もかからないので利用者としても気軽に退職できます。
退職代行を利用の際は引き継ぎについて少し考えてみてはいかがでしょうか。
また退職代行サービスをどこにしようかお悩みの方は「ニコイチ」に相談しましょう。
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また、こちらの記事では退職代行サービスおすすめランキング10選を紹介。
他の退職代行サービスとも比較してみたい方はこちらの記事も合わせてチェックし、退職代行サービス選びの参考にしていただけたらと思います。